偉人、聖人
私は今、禅に興味を持ち禅の本も時々読んでおります。
先日読んだ本に仏陀の魔羅からの試練について書いてありました。
仏陀は悟りを開く前夜、魔羅(マーラ)の率いる悪魔の軍団の攻撃を受けました。
魔羅の率いる悪魔の軍団は、仏陀に向かって数千の矢を放ちました。
しかし仏陀の近くに飛んで来た矢は、ふっと花に変わってハラハラと仏陀の足元に
落ちました。
また、仏陀の心に疑惑と恐怖を植えつけるのに失敗した魔羅は大変美しい女性の姿に
なって仏陀の前に現れ、情欲で仏陀を誘って彼の目的を忘れさせようとしました。
しかし仏陀は片手を上げて言いました。「おまえはただの幻惑である。
お前は真実のものではない。」すると女性は消えました。
仏陀を疑惑と恐怖で満たすことも情欲で満たすこともできなかった魔羅は、次に無限の権力と
富を仏陀に示して見せました。しかし仏陀は再び片手を上げ、その提示も幻惑にすぎない
と渇破して魔羅を去らせました。
仏陀は、魔羅が誘惑しようとするたびに、自分の善良な部分に意識を向けなおし、すべてが
幻惑に過ぎないと見極めることによって誘惑に打ち勝ったのだそうです。
さて、イエス様はどのような試練を悪魔(サタン)から受けたのでしょうか?
イエス様は40日40夜、断食をし空腹になられた時に悪魔に試みられました。
「もしあなたが神の子であるならば、これらの石がパンになるように命じてご覧なさい。」
イエスは答えて言われた「人はパンだけで生きるものではなく、神の口からでる
一つ一つの言(ことば)で生きるものである。」
それから悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、宮の頂上に立たせて言った。
「もしあなたが神の子であるなら、下へ飛び降りて御覧なさい。神はあなたの為に御使い
達にお命じになると、あたなの足が石に打ちつけられないように、彼らはあなたを
手で支えるであろう。」
イエスは彼に言われた「主なるあなたの神を試みてはならない。」
次に悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、この世の全ての国々とその栄華とを
見せて言った「もしあなたが、ひれふして私を拝むなら、これらのものを皆あなたに
あげましょう。」
するとイエスは彼に言われた「サタンよ退け。主なるあなたの神を拝し、ただ神のみに
仕えよ。」
ここで悪魔はイエスを離れ去り、御使いたちが身元にきて仕えた。
= マタイによる福音書4章 =
やはり仏陀様もイエス様も大きな試練に遭われているんですねぇ。
私は、自分の心をコントロールしようと思っていてもなかなか難しいです。
今日も仕事場で理不尽なことを突っぱねてくる方が居りました。
そのような方がいらっしゃるとお話をせねばならない立場なので、心を平和に保ち、
その方に哀れみの気持ちをもって接しようと心に決めて出て行ったつもりですが、
そのような人の感情(大体は怒り)に触れるとこちらも平和な心のバランスを
崩してしまいそうになりました。極力顔に出さぬように…と思いながらきっと
マリリンの顔はこんな顔だったと思います。
自分の我がままを平気で突っぱねてくるような方たちはきっと心に苦しみを抱えて
いらっしゃるのでしょう。
苦しみを抱えていると不のエネルギーが増え、誰かを罰したり、意地悪な言葉を発したり
してしまうのでしょう。
きっとこの様な方たちも良心、或いは善良な部分もお持ちなのだろうと思いますが、
不のエネルギーが大きい為、それが前面に出てしまうのでしょうか。
せめて私は人の善なる部分に目を向けることができるように、また自分の善なるそして平和な
部分にも日々気づいていけるように努力して行きたいと思いました。
天が皆さんの善なる部分にたくさんの光りを当てて下さいますように。 祈)
マリリン
先日読んだ本に仏陀の魔羅からの試練について書いてありました。
仏陀は悟りを開く前夜、魔羅(マーラ)の率いる悪魔の軍団の攻撃を受けました。
魔羅の率いる悪魔の軍団は、仏陀に向かって数千の矢を放ちました。
しかし仏陀の近くに飛んで来た矢は、ふっと花に変わってハラハラと仏陀の足元に
落ちました。
また、仏陀の心に疑惑と恐怖を植えつけるのに失敗した魔羅は大変美しい女性の姿に
なって仏陀の前に現れ、情欲で仏陀を誘って彼の目的を忘れさせようとしました。
しかし仏陀は片手を上げて言いました。「おまえはただの幻惑である。
お前は真実のものではない。」すると女性は消えました。
仏陀を疑惑と恐怖で満たすことも情欲で満たすこともできなかった魔羅は、次に無限の権力と
富を仏陀に示して見せました。しかし仏陀は再び片手を上げ、その提示も幻惑にすぎない
と渇破して魔羅を去らせました。
仏陀は、魔羅が誘惑しようとするたびに、自分の善良な部分に意識を向けなおし、すべてが
幻惑に過ぎないと見極めることによって誘惑に打ち勝ったのだそうです。
さて、イエス様はどのような試練を悪魔(サタン)から受けたのでしょうか?
イエス様は40日40夜、断食をし空腹になられた時に悪魔に試みられました。
「もしあなたが神の子であるならば、これらの石がパンになるように命じてご覧なさい。」
イエスは答えて言われた「人はパンだけで生きるものではなく、神の口からでる
一つ一つの言(ことば)で生きるものである。」
それから悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、宮の頂上に立たせて言った。
「もしあなたが神の子であるなら、下へ飛び降りて御覧なさい。神はあなたの為に御使い
達にお命じになると、あたなの足が石に打ちつけられないように、彼らはあなたを
手で支えるであろう。」
イエスは彼に言われた「主なるあなたの神を試みてはならない。」
次に悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、この世の全ての国々とその栄華とを
見せて言った「もしあなたが、ひれふして私を拝むなら、これらのものを皆あなたに
あげましょう。」
するとイエスは彼に言われた「サタンよ退け。主なるあなたの神を拝し、ただ神のみに
仕えよ。」
ここで悪魔はイエスを離れ去り、御使いたちが身元にきて仕えた。
= マタイによる福音書4章 =
やはり仏陀様もイエス様も大きな試練に遭われているんですねぇ。
私は、自分の心をコントロールしようと思っていてもなかなか難しいです。
今日も仕事場で理不尽なことを突っぱねてくる方が居りました。
そのような方がいらっしゃるとお話をせねばならない立場なので、心を平和に保ち、
その方に哀れみの気持ちをもって接しようと心に決めて出て行ったつもりですが、
そのような人の感情(大体は怒り)に触れるとこちらも平和な心のバランスを
崩してしまいそうになりました。極力顔に出さぬように…と思いながらきっと
マリリンの顔はこんな顔だったと思います。
自分の我がままを平気で突っぱねてくるような方たちはきっと心に苦しみを抱えて
いらっしゃるのでしょう。
苦しみを抱えていると不のエネルギーが増え、誰かを罰したり、意地悪な言葉を発したり
してしまうのでしょう。
きっとこの様な方たちも良心、或いは善良な部分もお持ちなのだろうと思いますが、
不のエネルギーが大きい為、それが前面に出てしまうのでしょうか。
せめて私は人の善なる部分に目を向けることができるように、また自分の善なるそして平和な
部分にも日々気づいていけるように努力して行きたいと思いました。
天が皆さんの善なる部分にたくさんの光りを当てて下さいますように。 祈)
マリリン
2010-02-03 13:34
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コメント(9)
いつもナイス・タイミングですっ!Marikoさんの記事!
後で考えると、↑のように、落ち着いて考えられるけれど、その地点ではなかなか難しいです。特に、キレやすい私はwww
いきなりは無理だけど、少しずつでもそのように生きていけたらエエなと思いました(読書感想文?)
by まっち (2010-02-03 14:19)
マリリンさまへ
毎日のお仕事、お疲れ様です。
いつも大切な気づきを、ありがとうございます。
最近思いますのは、地獄界や、魔界と言われるような世界は、どうも実際に、あると思うのですが、この地獄界と言われるような世界は絶対的な存在ではなくて、人間の想念による相対的な存在のような気がしてきました。
私の、勝手な考えです・・・。ごめんなさい。
-追伸-
明日、いよいよ行ってきます。
ちょっとドキドキ、大いにわくわくです。
-追伸2-
今週の記事に、マリリンさんと、前世療法を紹介させて頂きます。
よろしくお願いします。
by つなし (2010-02-03 21:06)
まっち
いや~~ 私だってなかなか落ち着けないので苦労しているのでござりますよ~!
いつも天使様たちに助けてもらってま~す!!
つなしさん
地獄界と言うのかどうかわかりませんが、霊界でもきっと低い魂の行く場所、高い魂の行く場所いろんなレベルがあるのではないかな???って思います。
それはきっと自分の想念とも言えるのかもしれませんよね!(私も行ったことがないのでわかりませんが! 苦笑) きっと自分の魂は自分がどの霊界に入るべきか一番良くわかるのでしょうね。
そう考えると、やはり愛や感謝の気持ちを常に忘れずに生活して生きたいですよね!!
催眠療法頑張って来て下さい! 私を紹介して頂けるなんて嬉しいです!有難うございます。
by marilyn (2010-02-04 10:39)
仏陀様もイエス様も
すごい試練に打ち勝ってるんですね。
私はすぐだまされそうです(笑)
by いとお (2010-02-04 11:19)
いとおさん
私もすぐに騙されそうです~!! 苦笑)
でもこういう人たちはきっと人類を代表して生まれてきて
いるので命がけの試練なのだと思いますよ!
by marilyn (2010-02-04 13:14)
マリリンさんへ
ついに、行ってきました。
まずは、ご報告まで。
マリリンさん、ありがとうございました。
感謝します。
by つなし (2010-02-04 22:04)
つなしさん
後からいろいろと考えるかもしれませんが、どんな状況であれ、気づきが一番キーポイントですよ。
気づいたところから前進可能になります!
人生前進あるのみ!!
頑張ってくださいね!
by marilyn (2010-02-04 22:43)
私は禅宗なのですが、父の幼少期の食事はお膳に1人ずつ出されたそうです。だから大皿に箸をつけるのが苦手です。知らない人は良い家だからと思うみたいですが、少ない物も平等に分け合う意味みたいです。菓子鉢も手を出すことは子供ながら怒られました。箸で取り分けられた物を有り難く頂戴するという方法でした。^^倫理の時間にキリスト教徒の先生にご教示戴いたとき、隣人愛は似ているなと思いました。
by まるまる (2010-02-05 03:13)
まるまるさん
コメントありがとうございます。
禅宗の教えもとっても心が温まります。
もっと勉強してみたいな…と思います。
今日ご縁でお会いした友人が今度禅宗の瞑想会に
でると言うので私も座禅を組んでみようか…と思ってます。
これからもいろいろと教えて下さい! ^0^
by marilyn (2010-02-05 16:45)